- 設備の導入だけでなく、認定計画等の対象区分を確認する
- 通常区分と省エネに係る区分では金利・据置条件が異なる
- 保証料補助後の料率と、実際に必要な諸費用を分ける
生産性向上支援融資
神奈川県・神奈川県信用保証協会・取扱金融機関 / 神奈川県内の対象となる中小企業者等
情報確認日:
参照資料:制度一覧:2026年10月14日版(当該区分は4月1日時点の表)。チラシ:2026年4月時点。
| 確認項目 | 制度内容・参照元 |
|---|---|
| 対象者・地域 | 経営力向上計画または先端設備等導入計画の認定等に対応する対象区分があります。NPO法人・医療法人は除外。省エネ区分は金融機関による事業計画の確認等が必要です。 |
| 資金使途 | 認定計画等に沿う運転・設備資金。省エネ区分の運転資金に含められる経費など、原表の注記を確認する必要があります。 |
| 融資額 | 別枠8,000万円。対象区分を併用する場合の合算の扱いなども原表で確認してください。 |
| 金利 | 通常の固定金利は年2.2%以内。所定の省エネ効果が見込まれる設備を導入する区分は年2.0%以内と案内されています。 |
| 保証料・諸費用 | 信用保証料率は県の補助後0.34%。チラシは補助前0.68%の2分の1を補助すると説明しています。その他の契約費用は取扱先で確認します。 |
| 期間・据置 | 運転資金は10年以内、設備資金は15年以内。通常の据置は1年以内、省エネに係る所定の区分は2年以内です。 |
| 担保・保証人 | 経営力向上計画の区分では、財務状況や法人・個人の分離など所定の条件で経営者保証を不要とする案内があります。担保・個別保証条件は窓口確認。 |
| 受付状況・期限 | 確認時点で令和8年度の一覧・チラシ・相談窓口が掲載されています。一律の募集終了日は当該チラシに記載されていません。受付・予算等は取扱先に確認します。 |
| 申込・相談窓口 | 必要な計画認定等を確認したうえで、県制度融資の取扱金融機関へ申込み。制度全体の相談窓口は神奈川県金融課に掲載されています。 |
確認日に掲載されていた内容を整理しています。「窓口確認」は条件を推定せず、確認が必要な点を示しています。申込時は各参照元の最新情報をご確認ください。
導入したいものと、制度上の計画をつなぐ
生産性向上支援融資は、設備を買う予定だけで条件が決まる制度ではありません。国の経営力向上計画や市町村の先端設備等導入計画など、どの区分に該当するかを確認する必要があります。記事では県の制度一覧と専用チラシを照合しました。
編集部では、導入対象、改善したい業務、期待する変化、それを確かめる指標を一組にする準備を提案します。たとえば作業時間や不良率などについて、現状の測定値と導入後の仮説を分けます。計画認定の要件そのものは、制度の公式資料と認定窓口で確認してください。
省エネの条件を、全ての設備へ広げない
公式資料は、通常の区分と、省エネ効果が見込まれる設備を導入する所定の区分で条件を分けています。低い方の金利や長い方の据置期間を、全ての利用者に適用される条件として紹介することはできません。
見積書の内容と、自社が説明する改善計画が一致しているかを確認しましょう。相談の際は対象区分を曖昧にせず、どの条件で相談しているかを資料に記します。認定や金融機関の確認が必要な部分は、済んだ事項とこれからの事項を分けて管理する方法があります。
補助される費用と借入そのものを分ける
専用チラシは信用保証料の補助を説明しています。これは借入元本の返済が不要になるという意味ではなく、融資を補助金の入金と同じように扱うこともできません。利息、保証料、契約に関するほかの費用は分けて把握してください。
導入時期が決まっている場合は、計画の認定、相談、申込、資金受領、設備の支払いを時系列に置きます。制度の限度額から逆算するよりも、必要な支出と自己資金を先に整理することが編集部の提案です。個別の可否と適用条件は取扱金融機関へ確認しましょう。
公式の出典と確認日
公式情報と編集部の整理・仮例を区別して記載しています。
- 令和8年度神奈川県中小企業制度融資一覧表(2026年10月14日版) ↗神奈川県 / 確認日:2026-10-31
- 生産性向上支援融資チラシ(2026年4月時点) ↗神奈川県 / 確認日:2026-10-31
- 神奈川県中小企業制度融資:現行の案内・申込先 ↗神奈川県 / 確認日:2026-10-31
本記事は一般的な情報提供です。個別の融資・出資・税務・法律上の助言や、利用可否の判定ではありません。制度・条件は変更されることがあります。最新の公式情報と窓口でご確認ください。
内容の訂正・情報提供はこちら ↗